

REALLY GOOD LUCK「頑張って」
「Really」という言葉は、元々「real(現実の、本物の)」から生まれた言葉で、「本当に、実際に」という意味を持つ。誰かに何かを伝えるとき、人はしばしばこの一語を付け加える。ただの「good」ではなく「really good」、ただの「happy」ではなく「really happy」。その一語があるかないかで、意味そのものはほとんど変わらないのに、伝わる熱量は大きく変わる。
日本語の「頑張って」という言葉には、本来、苦しみや困難に耐えながら最後までやり抜くというニュアンスが含まれている。けれど、誰かに「頑張って」と声をかけるとき、その苦しみを望んでいる人はいない。ただ、純粋に幸運を祈りたい、応援したいだけのはずなのに、日本語にはその気持ちにぴったり合う言葉がない。かといって「幸運を祈ります」では、どこか他人行儀に響いてしまう。
言葉と気持ちの間には、いつもわずかなズレがある。そのズレを埋めるように、英語と日本語、二つの言葉を並べてみる。「Really Good Luck」という、飾らない本音と、「頑張って」という、使い慣れた温かさ。どちらか一方では足りない気持ちを、二つ合わせてようやく伝えられることがある。
このコーヒーに込めたのも、その気持ちの強さだ。
頑張って REALLY GOOD LUCK




